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中国外貨準備、12月末は3.14兆ドル 2016年9月以来の高水準
2018年01月08日(月)15時02分
1月7日、中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、12月末の中国の外貨準備高は2016年9月以来の高水準となった。2016年1月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)
[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、12月末の中国の外貨準備高は、3兆1400億ドルと、11月末から202億ドル増加し、2016年9月以来の高水準となった。
11カ月連続で増加し、昨年7月以来の大幅な伸びを記録した。
11月は100億ドル増だった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は60億ドル増の3兆1250億ドルだった。
通年では1295億ドル増加し、2014年以降、通年ベースで初めて増加した。
中国の外貨準備は、2014年6月に3兆9900億ドルまで膨らんだが、人民元相場を下支えし、資本流出を抑制するため、当局がドルを売り元を買い支える介入を行ったことから、2017年1月末には2兆9980億ドルまで落ち込んだ。ただ、その後は増加傾向に転じ、1420億ドル増加した。
12月末の金準備高は、764億7000万ドルと、11月末の758億3300万ドルから増加した。
*内容を追加して再送します。
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