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三菱UFJ銀、インドネシアの銀行に4割出資検討 2000億円規模=関係筋
2017年11月09日(木)11時09分
11月9日、三菱東京UFJ銀行は、インドネシアの商業銀行、ダナモン銀行に4割出資し、持ち分法適用会社にする検討に入った。出資額は2000億円規模になる見通し。写真は同行のロゴ。2009年7月東京で撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
[東京 9日 ロイター] - 三菱東京UFJ銀行は、インドネシアの商業銀行、ダナモン銀行に4割出資し、持ち分法適用会社にする検討に入った。出資額は2000億円規模になる見通し。今後、資産査定を開始し、年内の基本合意、2018年度中の出資を目指す。関係筋が9日、明らかにした。
筆頭株主のシンガポール政府系ファンド、テマセク・ホールディングスから株式を譲り受ける。今後、テマセクやダナモン銀などと交渉を進める。インドネシアは外資規制で、同国の銀行に対する外銀の出資上限を4割に抑えているが、三菱UFJ銀は政府の認可が得られれば将来的に過半に引き上げたい考えだ。
ダナモン銀は時価総額約4000億円。総資産は約1兆4000億円で同国8位の規模。
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306.T>の広報担当者はコメントを差し控えた。
(布施太郎)
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