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前場の日経平均は16日続伸、国内勢の売りと海外勢の買いが交錯
10月24日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比36円45銭高の2万1733円10銭となり、16日続伸した。写真は東京証券取引所で2015年8月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 24日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比36円45銭高の2万1733円10銭となり、16日続伸した。きょうの取引を続伸で終えれば、連続上昇日数の過去最長記録をさらに更新することになる。
前日の米国株市場では主要3指数が下落したが、日経平均は上昇を継続した。「市場は2万2000円を視野に入れている」(国内証券)との声も聞かれた。このところの連騰で日経平均は想定以上に上値を伸ばしており、国内勢の間で利益確定売りが先行した。一方、買いを主導したのは海外勢とみられている。
米国株買い・日本株売りのポジションを構築してきた海外勢が「損失が膨らむのを防ぐため、日本株の売りを少しずつ減らししているようだ」(いちよしアセットマネジメント・上席執行役員の秋野充成氏)とみられる。
TOPIXは0.41%高で、12日続伸。東証1部の午前中の売買代金は1兆2310億円。 セクター別では鉄鋼が上昇率トップ。次いで、卸売や電気・ガス、銀行が続いた。半面、ゴム製品、その他金融、証券、保険などが下落率上位に入った。
東証1部の騰落数は、値上がり1359銘柄に対し、値下がりが560銘柄、変わら ずが112銘柄だった。