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安川電、17年度通期予想を上方修正 中国好調で中間最高益
2017年10月23日(月)18時16分
[東京 23日 ロイター] - 安川電機<6506.T>は23日、2018年2月期業績予想(11カ月間の変則決算)を上方修正した。従来455億円と見込んでいた営業利益は540億円に予想を引き上げた。
中国をはじめ海外を中心に生産設備の高度化、自動化への旺盛な需要を背景に事業が好調に推移しているため。
540億円の営業利益予想はトムソン・ロイターがまとめたアナリスト18人の予測平均値(532億円)とほぼ同水準。年間配当予想も、7月時点の1株当たり30円から40円(前年実績は20円)に引き上げた。
決算期が従来通りと仮定した場合の営業利益は前年比87.4%増の570億円を見込む。
17年度第2・四半期(3月20日から9月20日)業績は売上高が前年同期比22.1%増の2291億円、営業利益が約2倍の278億円で、上期としては過去最高となった。
上期の地域別売上げ伸長率は、国内が前年同期比13・0%、米州が19.6%、欧州18.1%、中国が33.9%増だった。
小笠原浩社長は記者会見で、ロボットやサーボなど主力製品の生産はほぼフル稼働と説明。そうした状況は「まだ続く」と述べた。
(浜田健太郎)
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