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神鋼、当面の資金繰り懸念なし 中間決算も予定通り=投資家説明会
2017年10月17日(火)01時30分
10月16日、神戸製鋼所は投資家向け説明会を開催。参加者によると、当面の資金繰りに懸念はないとの見解を示した。写真は10月10日都内で撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)
[東京 17日 ロイター] - 神戸製鋼所は16日、性能データ改ざん発覚後、初めて投資家向け説明会を開いた。参加者によると、経営陣は不正のあったアルミ・銅製品の調査や安全性検証など現状を報告。さらに、手元の現預金に加え、コミットメントライン(融資枠)1200億円の利用が可能で、当面の資金繰りに懸念はないとの見解を示した。同説明会はメディアに非公開で行われた。
決算短信によると、同社の6月末時点での現預金および短期有価証券は約2480億円。
また、参加者によると、同社側は10月30日に予定している2018年3月期中間決算発表の日程には今のところ変更はないとしながらも、一連の不正に伴う業績への影響をどの程度織り込めるかは現時点では未定と説明したという。
(白木真紀、大林優香)
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