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東芝が取引銀行向け説明会、半導体子会社売却の遅れに理解求める
9月25日、東芝は、三井住友銀行など主要取引7行に対する説明会を開き、半導体子会社の売却手続きが遅れていることについて説明した。複数の関係筋が明らかにした。2月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 25日 ロイター] - 東芝<6502.T>は25日夜、三井住友銀行など主要取引7行に対する説明会を開き、半導体子会社の売却手続きが遅れていることについて説明した。複数の関係筋が明らかにした。
東芝は、米系投資ファンドのベインキャピタルを中心にした「日米韓連合」への売却を20日に決議したが、譲渡契約の締結には至っていない。
複数の関係筋によると、優先株による出資を検討している米アップル
東芝は銀行団に対し、契約調印に向け、最大限の努力をしていると説明した上で、9月末に期限が切れる総額6800億円のコミットメントラインの延長を要請した。
東芝は「ディールの詳細はお答えしていないが、近日中の譲受会社との契約締結を目指している」(広報担当)と述べた。
三井住友銀行とみずほ銀行のコメントは得られていない。
(布施太郎、編集:田巻一彦)