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想定金利最低の1.2%、国債費抑制23.8兆円=18年度概算要求で政府筋
2017年08月22日(火)16時27分
8月22日、財務省は、2018年度予算の概算要求で、国債利払い費の前提となる想定金利を年1.2%とする方向で調整に入った。写真は都内で2010年8月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 22日 ロイター] - 財務省は、2018年度予算の概算要求で、国債利払い費の前提となる想定金利を1.2%とする方針だ。政府筋が22日、明らかにした。予算要求時点で最低だった17年度の1.6%からさらに0.4%ポイント引き下げ、償還費用と併せた国債費は要求ベースで2年連続の減額となる。
国債費は、前年度要求額を7960億円下回る23兆8214億円。債務償還費は14兆5999億円と、要求ベースで1650億円増額したが、日銀のマイナス金利政策で市場金利が低下する現状を踏まえ、利払い費を9兆1944億円に抑制した。
財務省全体では、国際協力機構への出資金602億円や人件費6992億円などを含め、総額26兆0175億円を要求する。17年度の予算要求額は26兆7389億円だった。
*内容を追加しました。
(山口貴也)
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