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ダウ最高値更新、S&P・ナスダック反落 ハイテクや輸送が重し
7月27日、米国株式市場は、高安まちまちで引けた。ダウ工業株30種が終値で過去最高値を更新した半面、S&P総合500種とナスダック総合は、ハイテク株や運輸株の値下がりを受けて反落した。ニューヨーク証券取引所で20日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場は、高安まちまちで引けた。ダウ工業株30種が終値で過去最高値を更新した半面、S&P総合500種とナスダック総合は、ハイテク株や運輸株の値下がりを受けて反落した。
取引中盤までは主要3指数がそろってザラ場の最高値を更新する展開だったが、午後になって地合いがやや悪化。貨物輸送のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)
ヴンダーリッヒ・セキュリティーズのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「多くの好材料は既に相場に織り込まれているとの考えが一般的になっている。これはハイテク株にも当てはまる。(ハイテク株などの成長期待が大きい)モメンタム株が抱える問題は、いったん方向感が生まれると値動きが荒っぽくなることで、今日の光景はまさにそれだ」と指摘した。
一方、オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコフスキス共同最高投資責任者(CIO)は「ハイテク株の全体的な弱さは私にとってややサプライズだ。決算はそれなりに良好な内容だった。月末が迫る中で、多少の利益確定売りが出ている可能性もある」と述べた。
ナスダック100指数に連動する上場投資信託(ETF)のパワーシェアーズQQQトラストは、昼過ぎに上場来高値を付けた後に急落するなど乱高下。フォート・ピット・キャピタル・グループのシニア株式調査アナリスト、キム・フォレスト氏は、午後に相場全般が軟化したのはETFの大口投資家が売りに動いたからではないか、との見方を示した。
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通信のベライゾン・コミュニケーションズ
騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.28対1、ナスダックが2.03対1でいずれも下げが優勢。米取引所の合計出来高は約77億株と直近20営業日平均の61億株を上回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 21796.55 +85.54 +0.39 21717.42 21798.47 21687.85 <.DJI>
前営業日終値 21711.01
ナスダック総合 6382.19 -40.56 -0.63 6459.76 6460.84 6318.62 <.IXIC>
前営業日終値 6422.75
S&P総合500種 2475.42 -2.41 -0.10 2482.76 2484.04 2459.93 <.SPX>
前営業日終値 2477.83
ダウ輸送株20種 9189.61 -294.51 -3.11 <.DJT>
ダウ公共株15種 723.65 +1.06 +0.15 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1097.27 -18.08 -1.62 <.SOX>
VIX指数 10.11 +0.51 +5.31 <.VIX>
S&P一般消費財 732.53 +5.07 +0.70 <.SPLRCD>
S&P素材 345.97 -1.57 -0.45 <.SPLRCM>
S&P工業 582.56 -3.19 -0.54 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 574.78 +5.08 +0.89 <.SPLRCS>
S&P金融 413.49 -2.19 -0.53 <.SPSY>
S&P不動産 201.68 -0.20 -0.10 <.SPLRCREC>
S&Pエネルギー 489.38 +4.82 +1.00 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 919.64 -6.32 -0.68 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 162.00 +8.01 +5.20 <.SPLRCL>
S&P情報技術 986.55 -8.17 -0.82 <.SPLRCT>
S&P公益事業 269.41 +0.59 +0.22 <.SPLRCU>
NYSE出来高 9.27億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 20045 - 5 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 20030 - 20 大阪比 <0#NIY:>
(ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)