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米国証取、ドイツ取引所に買収提案すべきでない=ヘッセン州政府
2017年03月30日(木)21時05分
3月30日、ドイツ西部ヘッセン州政府のシェーファー財務相は、ドイツ取引所とロンドン証券取引所グループの合併計画が欧州当局により却下されたことを受け、米国の取引所による買収に対し懸念を示した。写真はフランクフルト証券取引所、1月撮影(2017年 ロイター)
[ロンドン 30日 ロイター] - ドイツ西部ヘッセン州政府のシェーファー財務相は30日、ドイツ取引所とロンドン証券取引所グループ(LSE)の合併計画が欧州当局により却下されたことを受け、米国の取引所による買収に対し懸念を示した。
シェーファー財務相は記者会見で「ドイツ取引所はただの民間企業ではなく、州全体に対する責任も担っている」と指摘。「わが国の証券取引所の監督当局は、所有者が変わった場合、誰が買収提案を行ったかとは無関係に、取引所が通常通りの営業を継続できるよう保証すべきだ」と述べた。
ニューヨーク証券取引所などを傘下に置く米インターコンチネンタル取引所(ICE)
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