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円高で税収下振れ、アベノミクス失敗との指摘は誤り=安倍首相
2016年12月07日(水)16時55分
12月7日、安倍晋三首相(自民党総裁)は、民進党の蓮舫代表らとの党首討論で、今年度の税収見通しが下振れすることに関し、円高が要因との認識を示した。写真は都内で2014年12月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)
[東京 7日 ロイター] - 安倍晋三首相(自民党総裁)は7日、民進党の蓮舫代表らとの党首討論で、今年度の税収見通しが下振れすることに関し、円高が要因との認識を示した。首相は「なぜ税収がそうした結果になったかと言えば、それはまさに円高だ」と述べ、アベノミクス失敗との指摘は「全くの誤り」と強調した。
一方、約1週間後に迫った日ロ首脳会談をめぐり、領土問題を含む平和条約締結交渉は「1回の会談で解決するほど簡単な問題ではない」とあらためて指摘。
米国のトランプ次期大統領が離脱を宣言した環太平洋連携協定(TPP)に関しては「今ここでTPP法案をあきらめてしまえば(発効の)見込みはゼロ」と語った。
*見出しを修正しました。
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