ニュース速報
ビジネス
トヨタがタカタ製エアバッグ欠陥でリコール、世界で約580万台
10月26日、タカタ製エアバッグ部品の欠陥問題で、トヨタ自動車は、「カローラ」など計19車種115万9578台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。写真のロゴ脇に投影されているのはカローラ2車種。トヨタ都内本社で2012年11月撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 26日 ロイター] - タカタ<7312.T>製エアバッグ部品の欠陥問題で、トヨタ自動車<7203.T>は26日、「カローラ」など計19車種115万9578台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
エアバッグを膨らませるインフレ―ター(ガス発生装置)に火薬劣化を防ぐ乾燥剤が入っていない部品について、国交省が各社に順次リコールを実施するよう要請していた。トヨタは海外分を含むと計約580万台をリコールするという。
同日、フォルクスワーゲン
タカタ製インフレ―ターをめぐっては、根本的な原因が判明していないが、長い期間高温多湿の環境下にさらされることで、最悪の場合にはエアバッグ展開時にインフレ―ターの容器が破損し、飛び散った金属片が乗員を傷つける恐れがある。海外では死亡者も出ている。