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英中銀独立性、疑念生じれば英資産保有コスト上昇=カーニー総裁
2016年10月26日(水)00時52分
10月25日、カーニー英中銀総裁は、中銀の独立性に疑念が生じれば、英資産を保有するコストが上昇すると述べた。写真は今月14日、フォーラム出席するカーニー氏。代表撮影。(2016年 ロイター)
[ロンドン 25日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は25日に議会で行った証言で、中銀の独立性に疑念が生じる事態になれば、英国債を含む英資産を保有するコストが上昇するとの懸念を示した。
同総裁は、中銀の独立性に疑念が生じれば多くの英資産に対するリスクプレミアムが台頭し、英ポンド、英国債、インフレ期待などが顕著に影響を受けるとの考えを示した。
メイ首相は今月、英中銀の低金利政策と量的緩和策には副作用があると発言。これについてカーニー総裁は、首相は金融政策の決定方法の変更を示唆していたわけではないと考えていると述べた。
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