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EU首脳、中国鉄鋼ダンピングなどへの防衛策の見直しで合意

2016年10月22日(土)05時39分

10月21日、欧州連合(EU)首脳は中国による鉄鋼のダンピング(不当廉売)など、不公正な取引慣行への防衛策について見直すことで合意した。写真は2015年10月、ブリュッセルで(2016年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳は21日、中国による鉄鋼のダンピング(不当廉売)など、不公正な取引慣行への防衛策について見直すことで合意した。

声明では「欧州の雇用保護と開かれた市場での公正な競争の確保、自由貿易の維持に向け、EUの有効な貿易保護策が極めて重要になる」とした。

ユンケル欧州委員長は記者団に対し、米国は鉄鋼業者を保護するためにEU以上の対応を行っているとした上で「わたしは単純な保護主義には反対だが、米国など他の国々が自国の産業を守っているのに、われわれだけがお人よしでいるのは納得できない」と語った。

ロイター
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