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ポルトガル格付け、DBRSが投資適格級を維持

2016年10月22日(土)05時14分

10月21日、格付け会社DBRSは、ポルトガルの格付けについて、投資適格級の「BBB(low)」と確認した。写真は2014年6月、リスボンで撮影(2016年 ロイター/Hugo Correia)

[リスボン 21日 ロイター] - カナダの格付け会社、ドミニオン・ボンド・レーティング・サービシズ(DBRS)は21日、ポルトガルの格付けについて、投資適格級の「BBB(low)」と確認した。

見通しも引き続き「安定的」とした。財政赤字削減での進展を反映させたという。

投機的等級(ジャンク)に格下げされれば、ポルトガル国債は欧州中央銀行(ECB)の資産買い入れ対象から外されるはずだった。

一方で、公的債務が高水準で、潜在成長も低く、財政圧力が存在し、民間の債務水準も高いなど、著しい問題になお直面していると指摘した。

ポルトガル財務省はDBRSの判断を歓迎した。声明で、景気回復を進める政策の「正しさ」が認められ、市場の信頼を高めるとの認識を示した。

ロイター
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