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米景気に過熱の兆候なし、利上げ急ぐ必要ない=ダラス連銀総裁
2016年10月01日(土)03時57分
9月30日、米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、米景気が過熱している兆候は見られないとし、利上げを急ぐ必要はないとの認識を示した。写真はFRB建物、2012年4月撮影。(2016年 ロイター/Joshua Roberts )
[ダラス 30日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、指標を精査しているが、米景気が過熱している兆候は見られないとし、そのため米連邦準備理事会(FRB)は利上げに対し引き続き忍耐強くいられるとの認識を示した。
総裁は低金利による歪みの兆しが一部見受けられ、懸念していると指摘。
だが高齢化や他の要因が成長とインフレを押し下げているため、失業率は大半のFRB当局者が最大雇用に近いと考える水準近辺にあるものの、FRBは「急いで」利上げする必要はないと述べた。
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