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前場の日経平均は大幅反発、原油減産合意受け資源株が堅調

2016年09月29日(木)11時54分

 9月29日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比233円78銭高の1万6699円18銭と大幅反発した。写真は都内で昨年9月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比233円78銭高の1万6699円18銭と大幅反発した。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を背景にエネルギー株を中心に上昇した米国株を受け、東京市場も資源関連株を中心に買いが先行。鉄鋼や非鉄金属、機械など幅広い銘柄に買い戻しが広がり、日経平均は一時261円高となった。

外為市場で1ドル101円台前半とドル高/円安方向に振れたことも日本株の上昇を支援した。いちよし証券・投資情報部課長の及川敬司氏は「日銀によるETF(上場投資信託)買いで売り崩しなどが封じ込められている中、海外発のプラス材料に素直に反応した」と指摘。「国内企業の上期業績予想の上方修正が目立ち始めていることも株価を支えている」と述べた。

東証1部の騰落数は、値上がり1268銘柄に対し、値下がりが601銘柄、変わらずが106銘柄だった。

ロイター
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