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イタリア、15年成長率を下方修正 14年はプラス成長に修正
2016年09月23日(金)18時18分
9月23日、イタリア国家統計局(ISTAT)は、過去5年間の国内総生産(GDP)と公共財政に関するデータの改定値を発表した。写真はイタリア国旗、ローマで3月撮影(2016年 ロイター/ Stefano Rellandini)
[ローマ 23日 ロイター] - イタリア国家統計局(ISTAT)は23日、過去5年間の国内総生産(GDP)と公共財政に関するデータの改定値を発表した。それによると、2015年のGDP伸び率は下方修正され、14年の伸び率は上方修正された。
15年のGDP伸び率改定値は0.7%。3月時点の発表では0.8%だった。
14年のGDP伸び率は0.1%で、マイナス0.3%から改定された。
これにより、14年まで3年連続マイナス成長とされていたイタリア経済は14年に辛うじてリセッション(景気後退)から脱却したことになる。
債務の対GDP比率は15年が132.7%から132.2%に、14年が132.5%から131.8%に引き下げられた。ただ、拡大傾向に変わりはなかった。
財政赤字の対GDP比率は15年が2.6%、14年が3.0%で変わらずだった。
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