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前場の日経平均は続落、イベント前でポジション調整売り
2016年08月26日(金)12時04分
8月26日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比107円95銭安の1万6448円00銭と続落した。写真は都内にある東証で昨年6月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比107円95銭安の1万6448円00銭と続落した。前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、朝方から売りが先行。為替がややドル安/円高に振れたほか、今晩の米ワイオミング州ジャクソンホールでのイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前にポジション調整の売りなどが優勢となり、日経平均は一時182円安となった。
日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの期待感が一定の下支え要因となったものの、前場の戻りは鈍かった。「これまで日銀のETF買いが注目され過ぎていたが、冷静に考えれば日銀だけで買い支えるのは難しい。外貨ベースでの日本株が好パフォーマンスにもかかわらず、海外勢の動きが鈍く、日本株に対する関心が薄れている印象」(岡三証券シニアストラテジストの小川佳紀氏)との声が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり430銘柄に対し、値下がりが1406銘柄、変わらずが131銘柄だった。
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