ＴＰＰ法案、米上院年内採決行わず━共和党院内総務＝報道

　８月２５日、マコネル院内総務は、米上院が年内にＴＰＰ法案の採決を行わないとの考えを示した。写真はオハイオ州で７月撮影（２０１６年　ロイター／Brian Snyder）

［ワシントン　２５日　ロイター］ - 米共和党のマコネル上院院内総務（ケンタッキー州）は、上院が年内に環太平洋連携協定（ＴＰＰ）法案の採決を行うことはないとの考えを示した。米議会専門紙ザ・ヒルが伝えた。

報道によると、マコネル氏は地元の農業関連組織の朝食会で「現在のＴＰＰ合意には深刻な問題点があり、今年これに関して行動することはない」と述べた。

その上で「依然存在するだろうが、次期政権で変更が加わる可能性がある」との見方を示した。