ニュース速報
ビジネス
米国株式市場はまちまち、ハイテク企業の決算に注目
7月28日、米国株式市場はまちまち。ダウ平均は小幅安となったものの、S&P500とナスダックは小幅上昇して取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所、28日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は小幅安となったものの、S&P500とナスダックは小幅上昇して取引を終えた。
同日発表された自動車大手フォード・モーター
S&P総合500種は6月下旬から7月上旬にかけて大きく上昇したが、この10営業日はボックス圏で推移している。
フォード・モーターは8.16%下落。同社が発表した第2・四半期決算は、中国での販売不振が響き、利益が市場予想に届かなかった。これまで続いてきた米自動車販売の回復が終盤に近づいている可能性があるとしたことで、自動車株全体に売りが出た。ゼネラル・モーターズ(GM)
ハイテク株ではアップル
グーグルの持ち株会社であるアルファベットが引け後に発表した第2・四半期決算は売上高が市場予想を上回り、同社株は時間外取引で4%上昇。アマゾンも決算発表を受けて時間外取引で1.7%高となった。
USグローバル・インベスターズのヘッドトレーダー、マイケル・マトウセク氏は「テクノロジー株はここ1カ月、最も堅調に推移してきたセクターだ。モメンタム投資を手掛ける市場参加者は、下落局面での買いに焦点を当てている」と述べた。
セクター別では、S&P総合500種の主要10業種指数の6業種が上昇。S&P主要消費財株指数<.SPLRCS>は0.47%上昇した。
騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.07対1で上げ銘柄が優勢となったが、ナスダックは1対1.13で下げ銘柄が優勢だった。米取引所の合計出来高は約66億株で、過去20営業日平均の約67億株をわずかに下回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 18456.35 -15.82 -0.09 18461.01 18483.26 18368.82 <.DJI>
前営業日終値 18472.17
ナスダック総合 5154.98 +15.17 +0.30 5144.82 5160.16 5130.75 <.IXIC>
前営業日終値 5139.81
S&P総合500種 2170.06 +3.48 +0.16 2166.05 2172.85 2159.74 <.SPX>
前営業日終値 2166.58
ダウ輸送株20種 7864.13 +2.68 +0.03 <.DJT>
ダウ公共株15種 706.78 +1.98 +0.28 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 770.52 -4.41 -0.57 <.SOX>
VIX指数 12.72 -0.11 -0.86 <.VIX>
S&P一般消費財 647.23 +1.51 +0.23 <.SPLRCD>
S&P素材 306.72 -0.30 -0.10 <.SPLRCM>
S&P工業 505.27 +0.29 +0.06 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 557.56 +2.63 +0.47 <.SPLRCS>
S&P金融 319.49 +0.72 +0.23 <.SPSY>
S&Pエネルギー 498.63 -0.81 -0.16 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 867.43 -0.35 -0.04 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 180.27 -1.18 -0.65 <.SPLRCL>
S&P情報技術 767.72 +2.62 +0.34 <.SPLRCT>
S&P公益事業 262.90 +0.78 +0.30 <.SPLRCU>
NYSE出来高 8.76億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 16635 + 225 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 16565 + 155 大阪比 <0#NIY:>