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米国株式市場はまちまち、FOMCは年内利上げに含み
7月27日、米国株式市場はまちまち。ダウ平均はほぼ横ばい、S&P500は小安くなる一方、ナスダック指数は底堅かった。写真はニューヨーク証券取引所、27日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場はまちまち。ダウ平均はほぼ横ばい、S&P500は小安くなる一方、ナスダック指数は底堅かった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日、金利据え置きを決めたが、同時に米経済見通しに対する目先のリスクは後退したとの認識を示し、年内の引き締め再開に道を残した。
FOMCの据え置き決定は予想通り。ただ6月の英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことから、投資家は米国の利上げ時期についての手掛かりを望んでいた。
FOMC声明は、米経済の軌道をそらしかねないショックの発生について強い懸念は示さず、インフレ期待は最近数カ月、総じて変わっていないとの見方を示した。
フランクリン・テンプルトンのシニア・バイス・プレジデントのマイク・マテラッソ氏は「FOMC声明は景気についてより前向きだ」と指摘。「年内利上げの道は開かれており、おそらくは年末の実施となるだろうが、活気の乏しい世界経済に左右される面が大きい」とした。
S&Pのセクター別指数は主要10業種のうち6業種が下落。主要消費財指数<.SPLRCS>が1.44%、公益株指数<.SPLRCU>が1.17%それぞれ下げた。
個別銘柄では、航空機のボーイング
飲料のコカ・コーラ
アップル
騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.15対1で下げが優勢、ナスダックは1.38対1で上げが優勢だった。
米取引所の合計出来高は約73億株で、過去20営業日平均の約64億株を上回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 18472.17 -1.58 -0.01 18473.27 18542.39 18430.94 <.DJI>
前営業日終値 18473.75
ナスダック総合 5139.81 +29.76 +0.58 5143.84 5151.06 5120.66 <.IXIC>
前営業日終値 5110.05
S&P総合500種 2166.58 -2.60 -0.12 2169.81 2174.98 2159.07 <.SPX>
前営業日終値 2169.18
ダウ輸送株20種 7861.45 -118.85 -1.49 <.DJT>
ダウ公共株15種 704.80 -8.39 -1.18 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 774.93 +0.01 0.00 <.SOX>
VIX指数 12.83 -0.22 -1.69 <.VIX>
S&P一般消費財 645.72 -2.21 -0.34 <.SPLRCD>
S&P素材 307.02 +0.21 +0.07 <.SPLRCM>
S&P工業 504.98 -2.28 -0.45 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 554.93 -8.15 -1.45 <.SPLRCS>
S&P金融 318.77 -0.23 -0.07 <.SPSY>
S&Pエネルギー 499.44 -5.21 -1.03 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 867.78 +3.56 +0.41 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 181.45 +1.18 +0.66 <.SPLRCL>
S&P情報技術 765.10 +5.85 +0.77 <.SPLRCT>
S&P公益事業 262.12 -3.09 -1.17 <.SPLRCU>
NYSE出来高 9.87億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 16645 - 65 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 16590 - 120 大阪比 <0#NIY:>