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ドルは106円半ばで底堅い、株価の落ち着いた動きをながめ
2016年07月25日(月)12時18分
7月25日、正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の106.47/49円だった。写真は都内で2009年11月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 25日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の106.47/49円だった。株価がプラス圏で落ち着いた動きとなるのをながめて、ドル/円は底堅く推移した。日米の中銀イベントを週後半に控えており「徐々に様子見ムードが出てきている」(別の国内金融機関)との声が聞かれた。
日経平均株価が小高く始まると、ドル/円は早朝の106.10円付近から、106円半ばに上昇した。仲値公示にかけては、輸入企業のドル買いが優勢となったもよう。いったん上げ幅を縮小していた株価が再び上げ幅を拡大したことも支えに、ドル/円は仲値を挟んで一時106.74円に上昇した。
その後、株価が上げ幅を縮めると、ドル/円も伸び悩んで一時106.42円に押し戻された。ただ、市場では「このところ、ドル/円と株価との相関が薄れてきている。仲値後もドル買い意欲は根強く、下押しが強まる感じではない」(国内金融機関)との見方も聞かれた。
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