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ロンドン・上海証取の相互接続、英EU離脱でも協議継続=LSE
6月29日、ロンドン証券取引所(LSE)グループの幹部は、計画している上海証券取引所との株式相互接続に関して、英国の欧州連合(EU)離脱決定後も協議は続いていると明らかにした。写真はロンドン証取のロビー、2015年8月撮影(2016年 ロイター/Suzanne Plunkett)
[香港 29日 ロイター] - ロンドン証券取引所(LSE)グループの幹部は29日、計画している上海証券取引所との株式相互接続に関して、英国の欧州連合(EU)離脱決定後も協議は続いていると明らかにした。
香港で開催されている投資家会議で、LSEグループの株式責任者、ブライアン・シュヴァイガー氏がロイターに明らかにした。
ロンドン・上海証取の相互接続をめぐっては、英国のEU離脱決定で計画がとん挫するとの観測が浮上してる。
だがシュヴァイガー氏は「上海証取と連絡を取り合っており、交渉は続いている」として、こうした見方を否定。今後もお互いにチームを派遣し合う予定で、月内にロンドンのチームが上海を訪問することを先週末に再確認したところだと述べた。
ただ計画の実施をめぐっては、不透明感が後退するのを待つ必要があるとして、EU離脱決定によって影響が生じる可能性があるとの見方を示した。
*写真を追加しました。