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ドルは101円後半、英EU離脱判明後の落ち着きどころ探る
2016年06月27日(月)12時33分
6月27日、正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の101.77/79円だった。写真は都内で2011年8月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 27日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の101.77/79円だった。英国の欧州連合(EU)離脱判明後に強まったリスク回避姿勢はやや後退しているが、上値を試すほどの材料はない。102円ちょうどを挟んで落ち着きどころを探している。
ドルは早朝の安値101.50円から仲値公示付近にかけて102.50円まで上昇したが、その後はドル売り/円買いが強まり、早朝の水準に押し戻された。市場では「上昇局面では、実需の(ドル買い)フローが多少入っていた感じがあるが、その後の下落は分からない」(国内金融機関)との声が聞こえた。
日経平均株価はプラス圏でしっかり推移しているが、米国の長期金利はじりじり下げている。「為替、株、債券の各市場がレンジを探っている。ただ、ドル/円の上値の重さは意識そうだ」(同)という。
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