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米国株市場はまちまち、月間ではS&P500が3カ月連続で上昇
5月31日、米国株式市場はまちまち。ダウ平均株価やS&P500が下落する一方、ナスダック指数は上昇した。写真はNY証券取引所のトレーダー、25日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場はまちまち。ダウ平均株価やS&P500が下落する一方、ナスダック指数は上昇した。月間ベースではS&P500が3カ月連続で値上がり。エネルギー株に売りが出る一方、公益株などは買われた。オンライン小売のアマゾン・ドットコム
ナスダックは月間では3.6%高。ダウ平均も月間でプラスとなり、4カ月連続で上昇した。
4月の個人消費支出は、自動車の増加が寄与し前月比で6年8カ月ぶりの大きな伸びとなった。だがコンファレンス・ボード(CB)の5月の米消費者信頼感指数は前月から低下した。
セクター別ではS&P主要消費財株指数<.SPLRCS>が0.49%低下。S&P一般消費財株指数<.SPLRCD>は0.11%下げた。
原油相場の下落を受けてエネルギー株は売られ、S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は0.57%安。一方でS&P公益事業株指数<.SPLRCU>は0.56%上昇した。
個別銘柄では、娯楽・メディアのウォルト・ディズニー
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投資家は、米連邦準備理事会(FRB)が6月14─15日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げするかどうかを探るため、6月3日に発表される5月の雇用統計を含めた経済指標を精査することになる。
ベル・エアー・インベストメント・アドバイザーズのグローバル株式調査担当バイスプレジデント、アーロン・ジェット氏は「市場は、金利が上昇する可能性やFRBが夏場に利上げに踏み切るという概念に慣れつつある」と指摘。「2月中旬と比べると、市場心理には驚くべき変化が生じている」と述べた。
トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約82億株で、過去20営業日平均の約70億株を上回った。騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1648で下げ1395(比率は1.18対1)、ナスダックは上げ1591で下げ1250(1.27対1)だった。
*内容を追加しました。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 17787.20 -86.02 -0.48 17891.50 17899.24 17724.03 <.DJI>
前営業日終値 17873.22
ナスダック総合 4948.06 +14.55 +0.29 4938.48 4951.45 4923.03 <.IXIC>
前営業日終値 4933.51
S&P総合500種 2096.96 -2.10 -0.10 2100.13 2103.48 2088.66 <.SPX>
前営業日終値 2099.06
ダウ輸送株20種 7798.35 +26.07 +0.34 <.DJT>
ダウ公共株15種 659.44 +3.16 +0.48 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 699.36 +3.65 +0.52 <.SOX>
VIX指数 14.19 +1.07 +8.16 <.VIX>
S&P一般消費財 628.78 -0.66 -0.10 <.SPLRCD>
S&P素材 293.99 -1.59 -0.54 <.SPLRCM>
S&P工業 483.71 -0.14 -0.03 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 539.07 -2.68 -0.49 <.SPLRCS>
S&P金融 319.34 -1.09 -0.34 <.SPSY>
S&Pエネルギー 496.54 -2.84 -0.57 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 822.36 +1.16 +0.14 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 167.07 +0.83 +0.50 <.SPLRCL>
S&P情報技術 733.57 +0.92 +0.12 <.SPLRCT>
S&P公益事業 248.16 +1.39 +0.56 <.SPLRCU>
NYSE出来高 14.67億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 17085 - 145 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物6月限 円建て 17070 - 160 大阪比 <0#NIY:>