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民進など野党4党、内閣不信任案提出へ 解散なら「受けて立つ」

2016年05月30日(月)16時56分

 5月30日、民進党など野党4党の党首は、国会内で会談し、アベノミクスの失敗などを理由に、内閣不信任案を提出することで一致した。写真は都内で3月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 30日 ロイター] - 民進党など野党4党の党首は30日午後、国会内で会談し、アベノミクスの失敗などを理由に、内閣不信任案を提出することで一致した。明日にも共同で提出する見通し。

内閣不信任案の提出理由として、1)安保法制の強行成立など立憲主義と平和主義への重大な挑戦、2)アベノミクスの失敗による格差と貧困の拡大、3)甘利明前経済再生担当相の疑惑問題や環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の情報開示、沖縄問題など国民の声に耳を傾けない強権的な政治──を挙げた。

岡田克也民進党代表は記者団に対し、安倍首相が来年4月の消費増税を先送りする意向を示していることについて「アベノミクスの失敗以外、何ものでもない。内閣総辞職に値する」との認識を示した。そのうえで、首相が示している2年半の延期が決まれば「2020年度のプライマリーバランス黒字化目標を断念したのも同然だ」と語った。

また、首相が衆院解散・総選挙を決断した場合は「堂々と受けて立ちたい」と語った。

*内容を追加します。

(伊藤純夫)

ロイター
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