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消費増税延期なら信を問うのが筋=麻生財務相

2016年05月29日(日)20時51分

 5月29日、麻生副総理兼財務相は、消費増税を延期するなら衆院を解散し国民に信を問うのが筋だとの見解を示した。写真は、2014年10月に北京で開かれたAPEC財務相会合後に記者会見を行う麻生氏(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 29日 ロイター] - 麻生太郎副総理兼財務相は29日、横浜市内で開かれた中西健治参院議員(無所属)の会合で講演し、消費増税を延期するなら衆院を解散して国民に信を問うのが筋であるとの見解を示した。

麻生財務相は「今ひとつ消費が伸びていないので、消費増税反対という人がいるかもしれない」と述べつつ「われわれは2年前、消費税を1年半後上げると約束して(衆院選で)当選した。再延期するなら(衆院を解散し、国民に)信を問うのが筋」と述べた。

また、麻生財務相は「信を問うのが筋だが、違う意見のひとが(党内に)いて、新聞記者が面白がっている」と延べ、党内の見解が分かれているとの認識を示した。

(竹本能文、編集:田巻一彦)

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