ニュース速報

ビジネス

日経平均は大幅反落、原油安でリスク回避強まる

2016年01月26日(火)15時22分

 1月26日、東京株式市場で日経平均は大幅反落。一時458円安となった。都内で7日撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反落。一時458円安となった。米国株安を受け主力株を中心に売りが先行。米原油先物がアジア時間で弱含むと投資家のリスク回避姿勢が強まり、軟調な値動きとなった。先行き不透明感から新規の買いが入りづらく、商いが乏しい中で先物売買に振らされやすいという。

日経平均が前日までの2営業日で約1100円上昇していたこともあり、短期筋による利益確定売りも指数を押し下げた。売り方の買い戻しなどで時折、下げ渋る場面もあったが、石油関連株に加え自動車や電機、海運、機械などが軟調に推移し、戻りは限定された。

後場に入り米原油先物が一段と軟化すると再度リスクオフの流れとなり、日経平均は下値模索となった。上海や香港などアジア株が大幅安となったほか、一時1ドル118円割れとなったドル/円なども市場心理を冷やした。

日経平均の日中値幅は187円と今年最小となったが、「大幅安にもかかわらず、新規の買いが入らないだけ」(T&Dアセットマネジメント運用統括部長の山中清氏)と受け止められている。日米の金融政策会合に向けて政策協調に対する期待はあるものの、「先行き不透明感が強くリスクは取れない」(山中氏)という。

東証1部の売買代金は2兆1124億円と今年最低だった。

個別銘柄では、ソフトバンク<9984.T>が反落。同社傘下の米携帯電話大手スプリントが、カスタマーセンター6施設とカンザス州の本社で少なくとも2500人を削減と25日報じられ、25日の同社株価が12.2%安と急落したことが嫌気された。東芝<6502.T>が200円を下回り、36年ぶりの低水準となった。

半面、KOA<6999.T>が高い。25日、これまで未定としていた2016年3月期の連結業績と年間配当予想を発表。年間配当予想は前期実績から2円増配の1株28円に設定し、安定的な配当方針が評価された。

東証1部騰落数は、値上がり149銘柄に対し、値下がりが1759銘柄、変わらずが28銘柄と、全体の9割が下落した。業種別では東証33業種すべてが売られた。

日経平均<.N225>

終値      16708.9 -402.01

寄り付き    16833.13

安値/高値   16652.26─16839.52

TOPIX<.TOPX>

終値       1360.23 -32.40

寄り付き     1372.57

安値/高値    1357.54─1373.11

東証出来高(万株) 215729

東証売買代金(億円) 21124.59

(杉山容俊)

ロイター
Copyright (C) 2016 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

トランプ米大統領、EUを「完全に支持」と表明

ワールド

ドイツ最大の貿易相手国に中国が浮上、米国抜く

ワールド

トランプ大統領が中国批判、「為替操作のグランドチャ

ビジネス

民需主導の好循環、賃上げなど企業の取り組みで確立=

MAGAZINE

特集:北朝鮮 暗殺の地政学

2017-2・28号(2/21発売)

異国の地マレーシアで殺害された金正男──。その死の背景には北朝鮮をめぐる地政学の変化があった

人気ランキング

  • 1

    トランプはゴルフしすぎ、すでに税金11億円以上浪費

  • 2

    人類共通の目標に大きな一歩、NASAが地球と似た惑星を7つ発見

  • 3

    オルト・ライト(オルタナ右翼)の寵児、「小児性愛OK」発言で転落

  • 4

    韓国外交部、釜山市らに慰安婦問題の「少女像」移転…

  • 5

    金正男暗殺で、また注目される「女性工作員」

  • 6

    トランプのメキシコいじめで不法移民はかえって増える

  • 7

    日本でコストコが成功し、カルフールが失敗した理由

  • 8

    児童相談所=悪なのか? 知られざる一時保護所の実態

  • 9

    金正男氏を「暗殺者に売った」のは誰か

  • 10

    金正男暗殺、北朝鮮大使館2等書記官も容疑者 マレー…

  • 1

    金正男氏を死に追いやった韓国誌「暴露スクープ」の中身

  • 2

    日本でコストコが成功し、カルフールが失敗した理由

  • 3

    金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係者を直撃取材

  • 4

    金正男の暗殺事件で北朝鮮の男を逮捕 謎の男の正体…

  • 5

    金正男暗殺事件、マレーシア首相が北朝鮮を暗に批判…

  • 6

    「ペンス大統領」の誕生まであと199日?

  • 7

    海上自衛隊、18年度から4年間で新型護衛艦8隻建造へ

  • 8

    金正男氏を「暗殺者に売った」のは誰か

  • 9

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 10

    一般市民まで脅し合う、不信に満ちた中国の脅迫社会

  • 1

    金正男氏を死に追いやった韓国誌「暴露スクープ」の中身

  • 2

    日本でコストコが成功し、カルフールが失敗した理由

  • 3

    金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係者を直撃取材

  • 4

    トランプを追い出す4つの選択肢──弾劾や軍事クーデタ…

  • 5

    日本でもAmazon Echo年内発売?既に業界は戦々恐々

  • 6

    東芝が事実上の解体へ、なぜこうなったのか?

  • 7

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 8

    マティス国防長官日韓訪問に中国衝撃!――「狂犬」の…

  • 9

    金正男クアラルンプール暗殺 北朝鮮は5年前から機…

  • 10

    トランプ、入国制限に反対の司法長官代行を1時間後…

グローバル人材を目指す

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

日本再発見 「日本の新しいモノづくり」
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 臨時増刊

世界がわかる国際情勢入門

絶賛発売中!