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アウディ技術者2人を停職処分、排ガス不正発覚後=現地紙
11月26日、独フォルクスワーゲンの高級車部門アウディは、米国で排気ガス不正が発覚した後、エンジニア2人を停職処分としていたことが分かった。写真はアウディのロゴ、ブリュッセルで9月撮影(2015年 ロイター/Yves Herman)
[ベルリン 26日 ロイター] - 独自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)
ルパート・シュタートラー最高経営責任者(CEO、52)が26日付現地紙ドナウクーリアーの取材で明らかにした。アウディは現在、技術開発などの部署の社員らが故意に補助装置を搭載していたかどうかを調査中している。
両社は前週19日、排気量3.0リットルのV6ディーゼルエンジン車約8万5000台に排気量を調整する補助装置を未申告で装備していたことを米規制当局に連絡していた。
アウディは23日、V6ディーゼルエンジンについて、独ネッカーズルムの工場で組み立てられ、VWやアウディ、ポルシェの2009─2016年プレミアムモデルに使用されていると説明した。
シュタートラーCEOは自身の進退について「現時点で重要なことは真実を追究することであり、すべてが明らかになるまで休むわけにはいかない」とした。
*内容を追加して再送します。