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前場の日経平均は4日ぶり反発、欧米株高受け一時386円高

2015年09月03日(木)11時46分

 9月3日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比257円58銭高の1万8352円98銭となり、4日ぶりに反発。欧米株高を好感した買い戻しの動きが広がり、上げ幅は一時386円となった。写真は、都内の株価ボード、6月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 3日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比257円58銭高の1万8352円98銭となり、4日ぶりに反発。欧米株高を好感した買い戻しの動きが広がり、上げ幅は一時386円となった。

ただ欧州中央銀行(ECB)理事会や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議など重要イベントを見極めたいとの心理から、前引けにかけては利益確定売りに押され伸び悩んだ。

トヨタ<7203.T>が4%超高。NTTドコモ<9437.T>が7%近く上げるなど、主力株が堅調に推移した。東証の全業種が上昇するなか、保険や医薬品関連の上げが目立った。前日に8月の国内ユニクロ既存店売上高を発表したファーストリテイリング<9983.T>は序盤は買いが先行したものの、下げに転じ指数の足かせとなった。

市場からは「中国市場が休場となっていることも安心感をもたらしている」(エース経済研究所の石飛益徳社長)との声が出ている。

東証1部の騰落数は、値上がり1496銘柄に対し、値下がりが293銘柄、変わらずが102銘柄だった。

ロイター
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