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IMF専務理事、ギリシャは債務免除より再編が必要=報道
2015年08月31日(月)09時31分
8月29日、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事(写真)は、債務問題を抱えるギリシャについて、債務の免除よりも再編が必要との考えを示した。スイス紙ル・タンが伝えた。7月撮影(2015年 ロイター/Jonathan Ernst)
[チューリヒ 29日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、債務問題を抱えるギリシャについて、債務の免除よりも再編が必要との考えを示した。スイス紙ル・タンが29日伝えた。
第3次ギリシャ支援への参加をまだ表明していないIMFは、現在のギリシャの債務は持続不可能だとして債務の一部免除を主張してきた。
ただ、ドイツなどユーロ圏のギリシャ債権国は債務免除は受け入れないとしつつも、債務の償還期限延長など他の再編策の検討には前向きな姿勢を示している。
ラガルド専務理事は同紙の取材に「債務免除に関する議論は始まっていない。われわれは償還期限の延長、金利の引き下げ、一定の支払い猶予期間(の設置)について協議している」と答えた。
専務理事は先にIMFのギリシャ支援について、10月までに参加の是非を判断すると述べたが、これに関する言及はなかった。
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