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日銀、次回会合で来年の会合日程公表へ 初の年8回開催=関係筋

2015年08月03日(月)12時54分

 8月3日、複数の関係筋によると、日銀は6、7日に開く金融政策決定会合で、来年から年8回に削減する同会合の開催スケジュールを決め、終了後に公表する。写真は東京・日本橋の日銀本店、7月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 3日 ロイター] - 複数の関係筋によると、日銀は6、7日に開く金融政策決定会合で、来年から年8回に削減する同会合の開催スケジュールを決め、終了後に公表する。

政府が7月31日、決定会合の開催頻度に関する政令改正を行ったことを踏まえ、次回会合で決定する。

日銀は6月の会合で、現行、年14回開催している決定会合を来年から年8回に削減するなど同会合の運営見直しを決定した。年8回となることで、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)と足並みが揃うことになる。

会合日程に関しては、市場ではFRBの連邦公開市場委員会(FOMC)の日程との関係を注目する声がある。来年のFOMCの日程はすでに公表されている。

運営見直しに伴い、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の公表を、現行の年2回(4、10月)から1、4、7、10月の年4回に増やす。また、展望リポートにおける政策委員の経済・物価見通しについて、全委員がそれぞれの見通しとリスク評価を公表する仕組みも導入する。

また、新たな情報発信手段として、決定会合での議論を「主な意見」として1週間後をめどに公表する。

*内容を追加しました。

(伊藤純夫 竹本能文)

ロイター
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