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訂正:楽天市場、ヤマト運輸契約のコンビニや営業所で受け取り可能へ

2015年07月07日(火)10時37分

 7月6日、ヤマトホールディングスと楽天は、Eコマース分野で連携を強化すると発表した。写真は楽天のロゴ、2014年8月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 6日 ロイター] - ヤマトホールディングス<9064.T>と楽天<4755.T>は6日、Eコマース分野で連携を強化すると発表した。「楽天市場」の対象商品について、ヤマト運輸と契約のあるコンビニエンスストアやヤマト運輸の直営店で受け取りが可能となる。

コンビニ受け取りは夏頃から開始する。受け取り可能なコンビニはファミリーマート<8028.T>やサークルK、サンクスなど約2万店。一方、今年度中には、全国で約4000あるヤマト運輸の営業所にも受け取りを拡大する。ヤマトの営業所では、冷蔵や冷凍のクール便の受け取りにも対応する。

楽天の三木谷浩史会長兼社長は会見で「この連携は、楽天に出店する店舗にも利用する顧客にも大きなメリットがある」と述べた。

ヤマトは、EC事業者向けに受注管理から伝票発行、配送、決済までをトータルに提供する「YES(Yamato Ec Solutions)」を6月1日から発売している。「YES」と楽天新規出店プランを組み合わせた連携プログラムを新たに導入することで、新規出店を促すとしている。

宅配やネット通販の配送や受け取りをめぐっては、各社が整備に動いている。

楽天は、日本郵政とも提携。一部の郵便局にロッカーを設置し、商品を受け取ることができるサービスを始めている。

一方、通販大手のアマゾン・ジャパンも、ローソンやファミリーマートなどのコンビニ、ヤマト運輸の事業所で商品を受け取ることができるようになっている。また、ローソン(訂正)は佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと6月に合弁会社を設立。ローソンの店舗を拠点に小商圏の宅配を行っている。

*6日配信の記事で、最終段落の「ファミリーマート」を「ローソン」に訂正します。

(清水律子)

ロイター
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