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米デルタ航空、スカイマーク支援で打診認める 国際連携強化へ

2015年06月09日(火)07時11分

 6月8日、米デルタ航空はスカイマークへの再建支援をめぐり、接触を受けたことも明らかにした。フロリダ州フォートローダーデールで2013年1月撮影(2015年 ロイター/Jeff Haynes)

[8日 ロイター] - 米デルタ航空は8日、韓国、メキシコ、ブラジルの航空各社と連携関係を強化する意向を明らかにした。国境を越えた連携や事業を通じて運航サービスの合理化に注力する。

エド・バスティアン社長が記者団に語った。民事再生手続き中のスカイマークへの再建支援をめぐり、接触を受けたことも明らかにした。ただ同氏は、現在の交渉状況や見通しに関するコメントを避けた。

スカイマークをめぐっては、最大債権者である米航空リース会社イントレピッド・アビエーションが、現行案でのスポンサーであるANAホールディングス(HD)<9202.T>に反対し、新たなスポンサーとなる航空会社を選定している。

スカイマークは羽田空港の着陸枠を保有。米社に与えられた枠に限りがあり、米業界では貴重と受け止められている。スカイマークに投資を行う場合、デルタのアジア向けサービス拡大に道が開ける可能性もある。

デルタはまた、大韓航空<003490.KS>との長期連携関係を強化することにも関心を示している。

*内容を追加します。

ロイター
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