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インフレ見通し不安定、物価低水準続く=中国人民銀行
2015年05月28日(木)00時52分
5月27日、中国人民銀行(中央銀行)は、同日発表した2014年の年次報告で、2015年のインフレ見通しは不安定で、消費者物価は低水準にとどまると予想した。写真は北京の中国人民銀行本部。2014年4月撮影(2015年 ロイター/Petar Kujundzic)
[北京 27日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は、27日発表した2014年の年次報告で、2015年のインフレ見通しは不安定で、消費者物価は低水準にとどまると予想した。
国内経済は引き続き、課題に直面するものの、成長ペースは妥当なレンジ内で推移していると分析。今年は約7%成長し、政府目標と一致するとの見方を示した。
適切な金融状況を維持するため、金融政策を微調整する方針をあらためて表明した。
ただ、金利や預金準備率の見通しについて直接言及しなかった。
また、2015年のマネーサプライ(M2)伸び率は前年比約12%になるとの見通しを示した。
4月の伸び率は、統計が始まった1998年以来の最低水準で、伸び鈍化に対する一部懸念が和らぐ可能性もある。
*内容を追加して再送します。
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