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寄り付きの日経平均続伸、円安好感で主力輸出株などに買い先行
5月25日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は続伸して始まり、5月21日に付けた取引時間中の年初来高値(2万0320円90銭)を更新している。都内で20日撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 25日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は続伸して始まり、5月21日に付けた取引時間中の年初来高値(2万0320円90銭)を更新している。上げ幅は100円を超えた。1ドル121円台半ばまで進んだドル高/円安を好感し、主力輸出株などに買いが先行した。銀行、鉱業もしっかり。半面、証券、石油はさえない。
日経平均はきょう上昇すると7連騰になり高値警戒感もあるが、米国が利上げできるほどの回復を示せば、日本の輸出企業には為替、数量の両面でメリットが生じるとの期待も出ている。
財務省が寄り前発表した4月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は534億円の赤字となった。3月には2012年6月以来2年9カ月ぶりに黒字となったが、再び赤字に転じた。
寄り付き 前営業日比
日経平均<.N225> 20331.92 +67.51
日経平均先物中心限月<2JNIc1> 20340 +60
(河口浩一)