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東証1部の時価総額が過去最高、株価回復・上場株数増加が寄与
2015年05月22日(金)17時18分
5月22日の東京株式市場で、東証1部の時価総額が591兆3007億円となり、終値ベースで過去最高となった。写真は株価ボードを眺める人々、都内で20日撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 22日 ロイター] - 22日の東京株式市場で、東証1部の時価総額が591兆3007億円となり、終値ベースで過去最高となった。日経平均株価<.N225>が過去最高値を付けた1989年12月29日以来、25年4カ月超ぶりの記録更新となる。第2次安倍晋三政権発足後の株高や、上場株式数の増加が寄与した。
これまでの最高は、バブル景気にわいていた89年12月29日の590兆9087億円。
いわゆる「アベノミクス」相場がスタートした2012年11月の安値に比べ、日経平均とTOPIXは約2.3倍の水準にある。
ただ、89年12月29日は日経平均終値は3万8915円87銭と現在の約2倍。同日のTOPIXも2881.37ポイントと、きょうの終値の約1.7倍の水準にある。
一方で、89年末と比べ1部上場の国内企業は6割超、上場株式数は今年4月までに3割超、それぞれ増加している。時価総額の記録更新には足元の株高に加え、株数の増加によるところも大きい。
(長田善行)
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