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新型「ロードスター」、世界販売は年3万台計画=マツダ社長

2015年05月20日(水)16時55分

 5月20日、マツダの小飼雅道社長は、新型スポーツカー「ロードスター」の世界の年間平均販売計画について、3万台を予定していることを明らかにした。都内で撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[東京 20日 ロイター] - マツダ<7261.T>の小飼雅道社長は20日、スポーツカー「ロードスター」の新型車について、世界販売計画は年3万台を想定していると明らかにした。21日に発売する日本を皮切りに、今夏に北米、今秋には欧州で発売し、豪州など35カ国以上で投入を予定している。

同社は20日、4代目となる新型ロードスターの発表会を都内で開いた。ロードスターは2人乗りのオープンスポーツカー。2005年8月以来、約10年ぶりの全面改良で、マツダは車づくりやデザインを象徴する「ブランドアイコン」(小飼社長)と位置づけている。

小飼社長は、スポーツカー市場が2014年の54万台レベルから「17年には70万台規模まで増加する」との見通しを示し、新型ロードスターで「需要を喚起する」と述べた。また、新型車を通して「さらにマツダのブランド価値を高め、マツダ車全体の拡販にもつなげていきたい」と語った。

世界での年間販売計画のうち、日本は6000台。日本国内の事前受注(4月4日から5月10日まで)は計画比6倍以上の3323台に上っているという。小飼社長は「想定以上のお客様に注文いただいており、社内目標をオーバーしている」と述べ、好調な滑り出しに手応えを示した。6月後半から生産を開始する。

*内容を追加しました。

(白木真紀)

ロイター
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