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2月国内新車販売14.7%減、駆け込み需要の反動減で2桁減続く
3月2日、2月の国内新車販売(軽自動車含む)は前年同月比14.7%減の48万2103台だった。写真はトヨタのショールーム、2014年11月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 2日 ロイター] - 2015年2月の国内新車販売(軽自動車含む)は前年同月比14.7%減の48万2103台だった。消費税率引き上げ前の駆け込み需要で前年同月は高水準だったため、その反動が大きく響いた。マイナス幅は、増税後最大の落ち込みを記録した1月の19.1%減からは縮小したが、2カ月連続で10%台だった。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2日発表した。
登録車は同14.2%減の28万8348台で、7カ月連続で落ち込んだ。乗用車でみると、マツダ<7261.T>が3.8%増、富士重工業<7270.T>が展開するスバルは21.7%増と堅調だったが、それ以外のブランドは軒並み前年を下回った。
軽自動車も同15.4%減の19万3755台で2カ月連続でマイナスだった。メーカー別では、スズキ<7269.T>が14.5%減、ダイハツ工業<7262.T>が9.2%減、ホンダ<7267.T>が17.6%減となるなどいずれも前年を割り込んだ。
(白木真紀)