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米利上げ、夏か秋のどこかで=サンフランシスコ連銀総裁

2015年02月27日(金)02時43分

 2月26日、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、夏か秋のいずれかの時点で利上げに着手するとの見方を示した。写真はワシントンで昨年10月撮影(2015年 ロイター/Stelios Varias)

[サンフランシスコ 26日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は26日、経済指標が予想通りなら、連邦準備理事会(FRB)はおそらく「今年の夏か秋のいずれかの時点で」利上げに着手するとの見方を示した。フォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで述べた。

米国は年内に完全雇用に到達し、インフレ率も来年末までに目標の2%に達すると見通した。

FRBは雇用とインフレ率が正常な水準に戻る前に利上げを開始する必要があるとし、「指標が私の予想通りの展開となれば、利上げ開始はこの夏か秋のいずれかの時点になるだろう」と述べた。

政策金利の先行きを示すフォワードガイダンスの「忍耐強くいられる(patient)」との文言について、早くて6月の利上げ開始に道を開くため、FRBは次回3月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で削除する公算が大きいとの見方がアナリストの間で大勢となっている。

これについてウィリアムズ総裁は同文言削除の可能性には直接触れなかったものの、「フォワードガイダンスを明確に示す手法から脱却する必要がある」とし、金利の将来的な道筋を過度に確約しないことを望むと述べた。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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