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東京マーケット・サマリー(23日)

2015年02月23日(月)18時25分

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 119.20/22 1.1356/60 135.37/41

NY午後5時 119.01/05 1.1378/83 135.36/40

午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の119円前半。旧正月でアジア勢の一部がまだ休場となっているうえ、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を明日・明後日に控え、取引は膨らまず動意に乏しい展開となった。目先は、25日が相場の節目になりそうだとの見方も聞かれる。中国勢が旧正月明けで取引を再開するほか、テクニカル的にも一目均衡表の節目となる雲のねじれが発生することから、「イエレン議長が利上げ時期の見通しを後退させるような発言をしなければ、 円売り圧力が強まるのではないか」(みずほ銀行の参事役、加藤倫義氏)との指摘がある。

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<株式市場>

日経平均    18466.92円(134.62円高)

18402.02円─18509.08円

東証出来高   24億9190万株

東証売買代金  2兆5294億円

東京株式市場で日経平均は4日続伸。終値は2000年4月24日以来、14年10カ月ぶりの高値水準となった。ギリシャに対する金融支援合意で前週末の米国株が大幅高となるなど外部要因が支えとなり、寄り付き後に一時1万8500円を回復した。日中は過熱感への意識から銀行株などで利益確定売りが広がったものの、総じて底堅く推移。JPX日経400は11連騰、TOPIXは6連騰となった。

一時下げに転じていたTOPIX、JPX日経400は大引けにかけてプラス圏に再 浮上した。セクター別では陸運、水産・農林の上昇が目立つ一方、鉱業、保険金融関連が下落した。東証1部騰落数は、値上がり816銘柄に対し、値下がりが923銘柄、変わらずが123銘柄だった。

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<短期金融市場> 17時06分現在

無担保コール翌日物金利(加重平均)        0.078%(速報ベース) 

3カ月物国庫短期証券流通利回り         ─0.005%(─0.005)

─0.001─ ─0.005%

ユーロ円3カ月金利先物(15年12月限)    99.86(+0.005)

安値─高値      99.85─99.86

無担保コール翌日物加重平均レートは、速報ベースで0.078%で取引された。主な取り手は地銀、信託、証券。週末要因がはく落したため、実需ベースの調達需要は前週末に比べて弱めになった。ただ、試し取りが観測されている分、加重平均レートは前週末と同水準、もしくは前週末をやや上回る可能性がある。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レート(平均)は低下。3カ月物国庫短期証券(TB/514回)はマイナス水準で出合った。業者の日銀オペをにらんだ在庫確保の動きが主流とみられている。ユーロ円3カ月金利先物は手掛かり難で閑散。

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<円債市場> 

10年国債先物中心限月・15年3月限(大証) 147.42(+0.09)

安値─高値   147.36─147.49

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値)  0.375%(─0.010)

安値─高値   0.380─0.375%

長期国債先物は続伸。前場は前週に20年債、流動性供給の入札を順調にこなして下値不安が後退していたことに加え、日銀オペ期待から買いが先行した。ただ、今週はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が予定されており、上値追いには慎重だった。後場は日銀オペで残存5年超10年以下の結果が強かったため、上昇幅を広げる場面がみられた。現物債は超長期/長期ゾーンがしっかり。超長期ゾーンには、あす24日に実施される40年債入札が無難な結果に収まるとみた最終投資家の先回り買いが入った。長期ゾーンは先物同様に日銀オペ結果を好感した買いが優勢だった。

長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比9銭高の147円42銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比0.5bp低下の0.380%。

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<スワップ市場>

スワップ金利(16時12分現在の気配)

2年物 0.19%─0.09%

3年物 0.20%─0.10%

4年物 0.24%─0.14%

5年物 0.28%─0.18%

7年物 0.40%─0.30%

10年物 0.61%─0.51%

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