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[バンコク 3日 ロイター] - 東南アジア株式市場は、ジャカルタ市場が4営業日ぶりに反落した。利益確定売りに加え、来週のインドネシア大統領選挙を前にルピア相場が弱含んだことが背景。一方、マニラ市場では銀行銘柄に資金が流入し、主要株価指数は2日続伸し、13カ月ぶり高値となった。
[バンコク 3日 ロイター] - 東南アジア株式市場は、ジャカルタ市場が4営業日ぶりに反落した。利益確定売りに加え、来週のインドネシア大統領選挙を前にルピア相場が弱含んだことが背景。一方、マニラ市場では銀行銘柄に資金が流入し、主要株価指数は2日続伸し、13カ月ぶり高値となった。
ジャカルタの総合株価指数<.JKSE>は0.40%安の4888.74で引けた。前日は2週間超ぶり高値を付けた。最近株価上昇を主導していた銀行銘柄が、海外勢主導の売りで下落した。
マンディリ銀行
インドネシア通貨ルピアがアジア新興国通貨の下げを主導する中、トムソン・ロイターのデータによると、ジャカルタ市場では2070億ルピア(約1737万ドル)の海外資金の純流出がみられた。純流出は4営業日ぶり。
マニラ市場の主要株価指数PSEi<.PSI>は0.71%上昇し、13カ月ぶり高値となる6899.31で終了した。証券取引所のデータによると、金融大手BDOユニバンク
バンコク市場のSET指数<.SETI>は0.09%高の1493.21で終了。銀行株が上昇を主導した。銀行株指数が続伸し0.6%高。同指数の14日相対力指数(RSI)は73.38と、この2日間の上昇で銀行株が買われ過ぎになったことを示している。
シンガポールとクアラルンプールの両市場はほぼ変わらず。シンガポールのストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は0.28%高の3273.15、クアラルンプールの総合株価指数<.KLSE>は0.10%高の1888.69でそれぞれ終了した。アジア各国の株式市場の動きに追随した。一方、ホーチミン市場のVN指数<.VNI>は約3カ月ぶり高値となる1.07%高の585.02で引けた。