コラム

オブザーヴィング日本政治 トバイアス・ハリス

次期財務大臣が民主党政権を救う

 8月30日に行われる総選挙に向けて作成された民主党の比例代表名簿に、最後の最後で衆院南関東ブロックのリストに滑り込んだ人物がいる。藤井裕久

2009.08.21

「麻生vs鳩山」報道の勘違い

 8月30日の総選挙で民主党が勝てば、衆院議員の任期が満了する4年後まで「鳩山首相」が政権を担い続けるべきだと、民主党の岡田克也幹事長が主張

2009.08.17

財務省の先制攻撃が始まった

 革命(あるいは少なくとも行財政改革)の足音が迫るなか、財務省は古典的な先制攻撃を仕掛けているようだ。民主党、自民党とも政権公約に「ムダの削

2009.08.05

麻生失言とT・ルーズベルトの関係

 結局のところ健全な国家は国民の男女が清廉で精力的で健全な生活を送ることで初めて成り立つ。男性は喜んで仕事に邁進し、労働に厭わず、自活し、

2009.07.28

小泉の公約果たした「中川の乱」

腰くだけ 自ら公開した自民党両院議員懇談会で反省の弁を述べた麻生首相に、批判派も沈黙した(7月21日) Issei Kato-Reuters

2009.07.21

自民改革派は離党するのか

臨戦態勢 都議選での自民大敗が分かった直後、麻生首相は解散・総選挙を決断した Kim Kyung-Hoon-Reuters  総選挙の日程を

2009.07.14

政界に居場所を失う自民改革派

 麻生太郎首相と自民党は総選挙の前哨戦と位置づけられた2つの地方選挙のうち、最初の静岡県知事選で大きくつまづいた。  当然のように、民主党は

2009.07.08

日本人「核の番人」のパラドクス

 国際原子力機関(IAEA)のモハメド・エルバラダイ事務局長の後任人事がようやく決着した。当選者の出なかった3月の事務局長選挙に続く出直し選

2009.07.06

死期を早めた自民党の悪あがき

 衆院解散は「そう遠くない」と、麻生太郎首相は言った。  だとしても、遅過ぎただろう。読売新聞は、今週から麻生降ろしが本格化すると報じている

2009.06.30

「麻生降ろし」は自民党崩壊劇の最終章だ

「政局より政策」を掲げてきた麻生政権だが、最近の状態は自民党内の政治的混乱という「伝染病」に感染しないよう必死になっている免疫不全の患者にそ

2009.06.22
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 2

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の「爆弾発言」が怖すぎる

  • 3

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバイを襲った大洪水の爪痕

  • 4

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 5

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    「なんという爆発...」ウクライナの大規模ドローン攻…

  • 9

    冥王星の地表にある「巨大なハート」...科学者を悩ま…

  • 10

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 6

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 7

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    ダイヤモンドバックスの試合中、自席の前を横切る子…

  • 10

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中