シンガポール国際会議で新型肺炎感染、韓国・マレーシアの3人

2020年2月6日(木)01時31分

[ソウル/シンガポール 5日 ロイター] - シンガポールのホテルで1月に開催された会議に参加したビジネスマン少なくとも3人が新型コロナウイルスに感染していたと、保健当局が明らかにした。人から人への感染が広がっている兆候が改めて示された。

マレーシア当局は4日、シンガポールで行われていた国際ビジネス会議に参加していた41歳の男性が新型コロナウイルスに感染したことを確認した。マレーシアでは初のケース。

韓国も同じ会議に出席していた2人の感染を確認した。

シンガポール保健当局によると、同会議は1月20─22日にシンガポールのグランド・ハイアット・ホテルで開催され、中国を含む約94カ国のビジネスマン109人が参加した。

シンガポールからの参加者4人にも現在症状が出ているという。

またこれとは別に、シンガポール保健当局はこの日、新たに4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。シンガポールで確認された感染者はこれで28人。

新たな感染者には生後6カ月の乳児も含まれ、乳児の両親もすでに感染しているという。

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